ただ巻きの話をしたので次はリフト&フォール(長いのでリフフォ)の話
色々と意見が分かれるところだと思いますし、おおらかな気持ちで見てください。
初心者・入門者・サクッと読みたい方は色ついているところだけで
アクションの分類
まずリフフォはロッドアクションとして考えている
リールも巻いている以上、リーリングアクションとも考えられるかもしれないが、目的がルアーを引っ張ってくることではなく、余ったラインを回収するためなことに違いがあると考えている
つまり、ルアーにアクションを与える役割を主にロッド操作でやっているものをロッドアクション、主にリールの巻き方でやっているものをリーリングアクションと分けて考えている。
ロッドアクションには他にトゥイッチ、ジャーク(ジャーキング)、シェイキングがあるが、二つのロッドアクションを同時には行えない。(基本的に組み合わせたり、中間的なアクションになる)
ストップ&ゴーやただ巻き、ストップ(ステイ・放置・ほっとけ:とりあえずこっちに分類しといて)リーリングアクションと捉えており、組み合わせられても同時には出来ない。
(ただ巻きとストップを組み合わせてストップ&ゴーになるからビミョーかもしれませんがツッコミはなしで)
でも、ロッドアクションとリーリングアクションは同時に行える。
リフフォもストップ&ゴー(ストゴに略します)それぞれリールやロッド操作が必要じゃんと思うでしょうが、それはその通り、おっしゃる通りなのですが、私はこれを基本にして、応用として、リーリングやロッドアクションを追加していると考えるのが個人的に分かりやすいかなと思っているだけです。
ロッドアクションとロッドアクションは同時にできないけど、ロッドアクションとリーリングアクションは同時にできる(同時にする)が基本ということだけ片隅に置いておいて。
基本的なやり方
「基本的なやり方」であり、私は「これを基本にして考えている」という話
やり方自体は簡単で「投げて」「沈めて」「上げて」「巻く」を繰り返せば、それで充分に形になっているだけどもう少し細かく分けて、それぞれに自分の考えをまとめてみる。
細かく分けてみると
- キャスト(最初は全力、2回目は…)
- ラインメンディング(ラインをまっすぐにしてたるみをなくす)
- ルアーを沈める(フォール:最初はテンションフォール)
- ロッドを上方に上げて、ルアーを持ち上げる(リフト:2秒かけてですーっと)
- ロッドをとめて、ルアーを沈める(フォール)
- ロッドを下げながらラインを巻き取る(大体3回くらい巻くかな)
- 以降「4」〜「6」を繰り返す
実際の釣りでもこれをまずやって、流れ強いな弱いな とか ルアーあんまり持ち上がってないな(着底早いな)とか地形とか根掛かりの有無を確認している。
特に初場所では根掛かりとか怖いので、百均ジグを活用する。
そして、百均ジグだと根掛かり無いなって思うのに、高価なジグ投げた瞬間に根掛かりするのなんでなの?ってなる。
キャスト
全力 以上
というわけではなく「距離や角度を投げ分けるといいですよ」という話
なぜかというと、キャスト後のラインの形が色々な影響を受けて、変化するため
その一つがラインの浮力で、これにより水中でのラインの軌道が概ねS字になる。
ラインの種類にもよるが、PEラインという現在主流のラインは浮力があり、何十メートルもキャストするとその力も大きくなる。
この影響で、ルアー近くのラインはほぼ真上に伸び、水面近くで手前方向に曲がり、水面に何メートルも浮かんでから足元に近くでロッドの先端に向かって空中に持ち上げられる。
例え、浮力のないフロロカーボンラインでも海水なら沈むのが遅く、水の抵抗により最初はPEラインと同じ軌道となる。(ずっとほっとけば沈んでくるけど相当時間がかかる)
フォールでまた解説することになるのですが、ルアーはキャストしてから回収するまでに、同じ軌道でリフフォ出来ない。
私は、ルアーが引っ張られてラインが直進に近くなるまでを第一段階、ラインがほぼ直進となって、綺麗にリフフォできる第二段階、手前までくるとラインの軌道はまたロッド方向に縦になってくる第三段階に分けている。
上級者はリフト幅をロッドの上下幅とリーリングの長さで調整できるが、少なくともほぼ真上にリフトすることは最初の数回のフォールまでだし、最初から前方45°の角度でリフトも出来ない。
という感じでルアーの引けない角度が出てくるので、一番最初は遠投して地形を探り、2回目は距離や角度を変えて地形の変化を直撃させてみるなど、投げ分けてみて。
例:投げ分けの例
- サーフのヒラメ
1投目はできるぎり遠投して地形を探り、2投目はでからは1投目で見つけた駆け上がりや根回り付近に投げて探る
(ラインの軌道が変わるため、違うアクションで狙える) - 漁港のロックフィッシュ
1投目は遠投して地形を探るのは同じ、漁港だと足元にケーソンの段が1〜3段くらいあるので、直接狙ってキャストする。
フリーフォールでラインを縦にしながらルアーを動かし、ラインに角度がついて根掛かりし易くなる前に回収する。
漁港のロックフィッシュではロッドの長さが短い場合もある。
遠投してリフトの高さがないと、基礎ブロックなどに差し掛かったときにはラインに角度がつきすぎて根掛かりしたりするので注意
基礎ブロックが大きいこともあるので、ラインの浮力でリフトの角度を稼ぐ必要がある。
根掛かりが少ないようなら逆にラインを寝かせて底を這わせるとか、ロングロッドで上に方向に引っ張りやすくなど、他の方法で回避もできる。
ラインメンディング
キャストするとラインは風の影響を受けて、横に流されることがある。
横風が強いと、めちゃめちゃ悪い影響を受けてしまうので、風は真後に近い方向から受けるか、風が強いなら飛距離を犠牲にしても真正面から受けた方がいい。
横風で強風なら、ロッドのリフト角を風下に向けて調整するか、ストゴの方で対応するとか、重めのルアーでライナー気味にキャストするなどの対応が必要となる。
他には、キャスト後にロッドを下げて、ラインをすぐに水に付け、リールを5〜6回巻いて、多少飛距離を犠牲にしてもラインを直線にする。
ラインが弛んでいるとフォールの当たりも取りにくいし、着底も分からない、そして、着底に気付かず、ラインが緩んだままルアーが海底で放置されると転がってすぐ根掛かり回収不可となる。
キャストする際は、サミング・フェザーリングなどでイトフケを極力出さない、出てしまったらすぐに回収する。
私も、あまり気にしない方だけど、上手な方やプロの方の中には、キャスト後に竿先を水面に近づけ、リールを巻いてラインをまっすぐにし、その後にリールをまたフリーに戻してフォールさせるほど気を遣う人もいる。
とにかくラインは真上から見て真っ直ぐにする方がいい。
ルアーを沈める(フォール)
ここではキャスト直後のフォールについて特に分けてまとめ
最初は着底させるのか(着底させる場合と着底させない場合)
やり方の前に着底の話(次の説明が着底前提なので)
最初にルアーを底まで沈めるのかどうかについて
私は、最初のフォールを着底させることが多いのです
着底させる理由
- ヒラメやロックフィッシュは多くの場合、底層(底の方)にいるため
- カウントダウンで棚を確認するため
(カウントダウンについては別に解説) - 底質(底の状況)を判断するため
- 地形を把握するため
(針を付けないオモリを投げてズル引きし、地形を探ることも)
着底させない場合は
- サクラマスなどを狙う場合に、中層を狙うとき
- 底質(底の状況)が岩礁帯や海藻などで根掛かり回避不可だと分かっているとき
磯場でサクラマスを狙うなど、海底にルアーを付けたらほぼ必ず根掛かりするような地形なら、着水直後にすぐルアーを引く、次のキャストは2カウント沈めてから引く、その次は4カウントと上から攻めていき、少しでも底にルアーが当たる感触があれば、その深さより沈めないようにして、根掛かりを回避する。
(それでもただ巻きが前提というか、リフフォだと相当慣れてないと狙った層を引けない)
とはいえ初場所や悪天候などで地形が変わっている場合もあり、底を取らないと、『着底させない場合』かどうかも分からない。
一日釣りをした際でも何回かは着底させて、状況を把握するのが基本だと思っているので、着底を前提に続きを説明します。
着底させない場合は、持ち上げる幅(リフト幅)を稼げて水面から飛び出さなければOK(ロックフィッシュやメバル、青物、アジングとかでは着底は必ずしも必要ないけど、一定の層を狙うのには別のコツがいる)
フリーフォールとテンションフォール
ルアーの沈め方(フォール)にはフリーフォールとカーブフォール(テンションフォール)がある。
リールからラインを出しながら沈めるか、出さずに沈めるかの違い
フリーフォールは
- ルアーにラインが引っ張り出される
- それにより、自由落下
(ほぼ真下に落とせる) - ルアー直近のラインが縦方向になる
(ラインが手前方向に引っ張られないため) - フォールスピードが早い
- ラインが緩んでるので感度が悪い
(潮流の影響を受けるとルアーが沈んでもラインが出ていくなどして、着底が分からない)
カーブフォール(テンションフォール)は
- ライン側がルアーを引っ張る
(ラインが張り気味になる:テンションがかかる) - それにより、ルアーが手前方向に扇状に落ちる
(ワームなどは手前方向に泳ぎながら沈んでいく) - ルアー直近のラインが寝る
(フリーフォールよりは手前側に角度がつきやすい) - フォールスピードが遅い
(斜めに落ちるからではなく、ラインの抵抗により) - ラインが張っているので感度が良い
(潮流の影響で曲がっていても、ラインは張っているので糸電話のように振動を伝えてくれる)
(もちろんビンビンに張っていた方が感度はいいが、少ない振動を感じ取れるように釣り道具も進化している:価格差がある理由の一つ
入門者・初心者が最初に覚えるのはカーブフォールだと思う。
私がよく使うのもカーブフォール。
それは着底がはっきり分かるようにするため。
着底が分かればいいので、着底の少し前にカーブフォールになっていればいい
例えば、深い場所で最初からずっとカーブフォールだと着底まで時間がかかる時は、最初の10秒はフリーフォールで残りはカーブフォールにすれば、時間を短縮できて手返しが良くなる。
状況が分からない1投目なら時間がかかっても丁寧にカーブフォールして水深をカウントしてる。
着底が分からないと、潮流の影響でルアーやラインが引っ張られ根掛かりする。
(ルアーにもよるけど)
ルアー自体が重くて動かなくても、フックだけが波に揺られて海藻の一番硬い根本にフッキングしちゃったり、フックの露出していないルアー(ワームのテキサスリグとか)でもシンカーが転がって穴に落ちすぎて根がかるとかする。
コントロールしてルアーを横に流すやり方もあるけど、入門者・初心者には無理(ラインテンションすらコントロールして地形を把握できてからの話)だと思う。
カウントダウンについて
フォール中に数を数えること
このポイントは「着底するまで何秒の深さだ」というのが分かれば、その途中の秒数でルアーを引けば中層を探れたり、⚪︎秒以上沈めたら根掛かりするなどがわかる。
やり方というものもないけど、いつも一定のリズムを刻んだ方がいいし、数えるリズムは早い(細かい)方がオススメ
ただ巻きでも、1秒沈めてから巻き始める 次は3秒沈めてから巻き始めるなどすれば棚を細かく刻んで探ることができる。
これも大事でいろんな釣りで使うので、覚えておいて。
やり方(カーブ:テンション:フォール〜フリーフォール)
やり方自体は難しいものではなく、
フリーフォールはベールを返した(クラッチを切った)状態でラインを出しながら
カーブフォールはベール(クラッチ)を戻した状態で
それぞれ、ルアーを沈めていけばいい。
ルアーの着底やアタリが分かるように集中する。
私は着底などを分かりやすくするためロッドを水平か竿先をラインの延長線上に向けて固定。
竿先を上げないのは着底してすぐリフト(ロッドを持ち上げる)するため。
ロッドを立てていると、リフトするために一度下げなければならないので、その瞬間、ラインが緩むし、すぐにリフトできない。
必ずしも、すぐにリフトしなければならないわけではない(着底してポーズが良い時もあるので)がすぐに動かさないといけない時もある。(タッチ&ゴーと言って、青物を狙う時は基本的にこれ)
着底した瞬間にアタリがある(フォール中から追いかけて底に追い詰めた瞬間に食べてくる)こともあり、その瞬間ロッドが上がっているとフッキングができなかったり、ちょっと緩ませてしまった瞬間に逃げられたりする。
フォール中に食ってくることもあるので、いつでもフッキングできるように、ロッドは寝かせ気味にしている。
あと、ロッドを立ててるとラインも弛みやすく、強風の時は横に煽られて感度が死ぬ。
風が悪ければ、竿先をできるだけ水面に近づけて(なんなら少し水中に入れて)ラインを水面(または水中)で真っ直ぐにしてやる事もある。
フリーフォールの際はラインが弛みすぎないようにサミング(フェザーリング)をする。
ルアーの重さでラインが引っ張られるのを邪魔しない程度に抑えるが、少し強めに抑えるなどして、フリーフォールとカーブフォールの中間を狙う事もできる。
(フォールスピードをコントロールできる)
また、当たりがあった時にすぐフッキングができるように、ベールやハンドルにも手を添えて、すぐにラインを巻けるようにしておく。
着底の判断はラインの放出が止まったら。
サミングが上手なら、カーブフォールと同じように着底の振動を感じる事もできる。
ここで、一番最悪なのはルアーが着底したのにそれに気づかず、さらにラインが出続ける状況。
それは潮流が強く、ラインが引っ張られているので、着底したルアーも海底を引きずられて根掛かりするので注意する。(流れが強いと一瞬)
リフト
リフトはロッド操作でルアーを持ち上げること。
基本的にリールは巻かないけど、リフト幅(持ち上げる高さ)を上げるために追加で巻くこともある。
普通は真上方向にあげるけど、横方向にロッドを動かす(さびくと言う)こともできる。
リフトの高さを抑えたい時とかは角度を調整する。
リフトのスピードは2秒くらいで「すーっ」と上げるのを基本にしている。
あとは「ぐんっ」と一息で持ち上げるか、よりゆっくり持ち上げるかを使い分けるくらい。
初心者は難しく考えずこれを繰り返して充分釣りになる。(全然大丈夫)
私は、実際に持ち上がっている高さを確認している。
リフト後にカウントして何秒で底を取れるかで、リフトの高さが分かる。
(何センチまで正確には分からずとも何秒で沈む高さと)
私がヒラメを狙うときは、カウント2秒くらいの高さが好きなので、高さが足りないと思ったら少し早くリフトすし、高すぎたならゆっくりリフトするか、ロッドを上げる幅を低くして調整できる。
その全てをコントロールはできないので、難しいことは考えず2秒でリフトを繰り返している。
フォール 〜 ラインの巻き取り
ここからのフォールの幅は最初ほど大きくないので、カーブフォールかロッドを下げながらのフリーフォールで。
ベールを返したりクラッチを切ったりはほとんどしなくていい。
リフトされたあとロッドが上に上がっているので、そこで止まったままフォールさせ、着底とアタリに集中するの。
ルアーの「フォールを早くしたい」、「手前に来る量を減らしたい」となれば、ロッドを下げてラインをルアー側に送ってやればいい。
この時は、ラインをたるませないこと。
ルアーが沈むスピードより早くロッドを下げるとラインがたるんでしまう。
着底やアタリの分かりにくくなり、竿先にラインが絡まるなどのトラブルが起きやすくなる。
絡まったのに気づかないと、次のリフトやアタリの後のフッキングで竿先が折れるので注意。
ルアーが着底したら、ロッドをもとの角度に下げながら、ラインを巻く。
ロッドを下げた分のラインを回収するのだが、巻くのが早いとルアーが動いてしまう(動いてもいいけど)し、遅いとラインがたるみすぎても絡まる可能性がある。
ロックフィッシュだとこのライン回収の時にルアーが止まっていることがいい時もあるので、すぐにリフトせず2〜5秒待って(ポーズとかステイと言う)次のリフトに移るのもあり。
ヒラメ狙いでジグやシンキングペンシルを投げている時もストップがいいことがある。
(鉛の塊で底で全く動いてなくても、フォールの時にキラキラしていたものが気になって魚が寄ってきており、「なんだこれ、さっき動いてたよな」と迷っていたら、リフトされた瞬間に食いついたりする。)
逆に、もっと間をおかずに連続でやりたい時は、フォール中にロッドを下げて、弛んだラインを回収しておき、すぐにリフトことも。(タッチ&ゴー)
青物とかは止まるとルアーだと見切られると言われるが、ヒラメとかだと動きが早すぎて諦めてしまう場合もあるので、いろいろ試すしかない。
特に、ワームとかだと1分くらいストップしてからやっと当たることもある。
軽いルアーでゆっくりフォールさせてる時は、フォール中にロッドを震わす(シェイキングする)のも良い。(ロックフィッシュのワームとかで私はやる)
フリーフォールとカーブフォールのどちらの方が魚が釣れるということはない。
両方とも釣れるので好みで選ぶか魚に聞く
聞き方は、両方試して、どちらかに当たりが集中することがないか確認するというもの
サーフだと私は交互にやってる
例えば 1 投目 フリーフォールであたらない
2 投目 カーブフォールであたらない
しばらく続けて(時合や回遊を待つ)
X 投目 フリーフォールであたった(釣れたでも)
X+1投目 カーブフォールで当たらない
X+2投目 フリーフォールに戻したら当たったり、反応があった
(早いフォールが今日はいい気がする)
交互にやっていたのをカーブフォールを3回に1回やるに変更
またしばらく続けて
(やっぱり早いフォールがいい気がする:反応がある?ので、続ける)
(時間経過で潮流が変わったり天気が変わったりするとカーブが良くなるかも)
(数投に1回はカーブもやる)
と判断していく。
実釣ではルアーの種類やカラー選択も絡んできて、さらに複雑になるけど。
あと、こっちのフォールでは着底も減らしていい。
全く着底しないと、ルアーはどんどん浮かんできて、全く底層を探れていない場合があるので、
リフト数回に1回着底させてルアーが浮きすぎないように確認する。
例えば、
- 何投かリフフォしたところ、概ね3秒で着底することがわかる
- 着底する直前(2.5秒)でリフトしてしまう
- リフト5回ごとに着底を確認してみる
- 同じく3秒くらいで着底するなら、同じペースで続けてみる
- 着底まで5秒かかるなら、ルアーが浮き上がり過ぎているので、ロッドの角度やフォールの秒すうを調整する
着底は状況把握や低層の魚を狙うのに必須のテクニックだが、海には岩だけじゃなく、流れてきた流木やゴミ、沈んだロープや網などがあり、着底すればするほど根掛かりのリスクは上がるので、根掛かりがひどい時は一日で数回しか底取りしなくても大丈夫(釣れてるならだけど)
初場所やしばらくきていなかった場所では、天候の悪化などで地形が変わっていることを想定し、最初は着底させることが多いけど、明らかな岩礁帯とか根掛かりしそうなところは特に注意して行うか、着底させない方がいい。
魚種別のリフフォ
ロックフィッシュ向けリフフォによる穴撃ち

ロックフィッシュの穴撃ちとはテトラの隙間に向けてキャストしたり、真上から仕掛けを落としたり(穴釣り?)など穴の中にルアーを打ち込んでいく釣り。
ロックフィッシュがいる穴は見えているものだけではなく、水中にもあ。
水中にある見えない穴を探す方法が小さいフリフォ
やり方は
- キャストしてフリーフォール
(ラインができるだけ縦方向になったほうが細かく探れるから) - ルアーが少し持ち上がる程度にリフト
(10〜30㎝くらいのイメージ) - リールからラインを出さず、ロッドを下げながらフォール
を繰り返す
ルアーが穴に入らなければ、ロッドがリフト前と同じ角度か少し上を向いたところで着底を感じるはず
穴に入ると、ロッドが水平より下がっても着底した感触が伝わらないので、着底を感じるまで、ロッドを下げていく。
ロッドを下げてラインが弛む時は着底を把握できていないだけで、おそらく柔らかい海藻や藻の上に着底したり、ちょうどリフトしきった瞬間に根掛かっていることが多いのでリフトからやり直せばいい。
ロッドを下げ切っても着底せず、ラインも張ってどんどん沈んでいくようなら、その穴は深いということで、魚が潜んでいる可能性が高い。
ラインを出して着底まで沈めていけば着底した瞬間にアタることが多い。
(この操作がベイトリールだと片手でクラッチを切るだけでやり易い)
アタらなければ、小さいリフトを繰り返したり、シェイクしたりして誘ってみる。
それでもアタらなければ、ゆっくりロッドをあげて、ルアーが穴の壁を引きずるように、穴から出してくる。
これも壁の途中で止めて見たり、途中からまた穴の底まで落としてみる(壁を登っているカニなどが落ちるイメージ)とアタることもある。
ゆっくり引きずり出したらまた穴をリフフォで探す。
穴に入らなければラインはどんどん自分に近づいてくる。
一定のリズムで着底はしているがラインが近づいてこない時は、リフト幅より高い壁や段差があるということ。
その角にも魚がいる可能性が高いので、穴からルアーを出す要領で段差を越えさせる。
ロックフィッシャーにベイトリールを使う人が多いのがこのため
ストラクチャー周りを責めたり、太いラインを使う釣りはベイトリールが強い
底をズル引くリフフォ(ヒラメ・ロックフィッシュ)

これはロッドアクションはリフフォだけど超ゆっくりやることで、ルアーはほとんどない底を這っているやり方。
ズル引きより僅かに上を引くことになる。
ズル引きは海底の起伏にそってルアーを引くが、こちらは海底の起伏の上を付かず離れず引いてくるイメージで。
やる時は、ルアーがコツ、……コツ、……とたまに起伏に擦ったかなと感じなが引いてくる。
同じような動きはただ巻きやストップ&ゴーでもできるけど、リーリングでやるよりロッドでやった方がやりやすい。
ズル引きでは根掛かりがひどいところでも、根掛かりを減らしながらほぼズル引きができる。
個人的には漁港のヒラメの実績が高い。(困ったらこれやってる)
写真、カレイじゃんって?カレイも釣れる
コメント